日本で引越しをする際は、決まった順序と期限を守って手続きを行う必要があります。手続き自体はそれほど複雑ではありませんが、必ず行わなければなりません。
1️⃣ 3種類の届出
引越しの状況によって、以下のいずれかの届出が必要です:
| 届出の種類 | 使用する場面 |
|---|---|
| 転出届 | 別の市区町村へ引越す場合(旧住所の役所に届け出) |
| 転入届 | 新しい市区町村に転入する場合(新住所の役所に届け出) |
| 転居届 | 同じ市区町村内での引越しの場合 |
同じ市区町村内の引越しの場合:転居届1枚のみ
市区町村をまたぐ引越しの場合:転出届+転入届の両方が必要
2️⃣ ステップ1 — 転出届
時期: 引越し前または引越し後14日以内
場所: 旧住所の市区町村役場
📋 必要書類
- 在留カード
- 本人確認書類
- 転出届(窓口で記入または事前ダウンロード)
役場から転出証明書が発行されます。新住所の役所でこれが必要になります。
3️⃣ ステップ2 — 転入届
時期: 引越し後14日以内
場所: 新住所の市区町村役場
📋 必要書類
- 在留カード(窓口で住所が更新されます)
- 転出証明書(別の市区町村から転入の場合)
- パスポート
🏛️ 窓口での手続き
役場で在留カード裏面の住所が更新されます。必要に応じて住民票も取得できます。
4️⃣ ステップ3 — 在留カードの住所更新
引越し後14日以内が義務です。
実際には、転入届の際に窓口で在留カードの住所も更新してもらえるため、別途入国管理局に行く必要はありません。
5️⃣ その他の届け出先
📋 引越し後のチェックリスト
| 届け出先 | 推奨時期 | 方法 |
|---|---|---|
| 勤務先 | できるだけ早く | 社内手続き |
| 銀行(ゆうちょ、楽天など) | 2週間以内 | オンラインまたは窓口 |
| 健康保険(役所経由で自動更新) | — | — |
| 年金(役所または勤務先経由) | — | — |
| 携帯・インターネット | できるだけ早く | オンライン |
| 郵便局(転送サービス) | 引越し前後 | 窓口またはオンライン |
日本郵便の転送サービスは約1,900円で1年間郵便物を転送してもらえます(転居届)。
6️⃣ 法定期限
| 手続き | 期限 |
|---|---|
| 転出届 | 引越し前または14日以内 |
| 転入届 | 引越し後14日以内 |
| 在留カード住所更新 | 引越し後14日以内 |
⚠️ よくあるミス
❌ 旧住所の転出届を忘れる
❌ 14日の期限を過ぎる
❌ 銀行への住所変更を忘れる(重要書類が旧住所に届く可能性あり)
❌ 郵便転送サービスを申し込まない
✅ まとめ
日本での引越し手続きは、同じ市区町村内なら役所への届け出1回、別の市区町村への転居なら2回の手続きで完結します。14日以内という期限を守ることが最も重要です。