ベルギー人と日本人が日本で結婚することは可能ですが、事前にある程度の行政手続きの準備が必要です。
ベルギーの書類へのアポスティーユ、日本の書類(婚姻届)の記入、そしてベルギーでの結婚の承認など、しっかりと準備しておくことが重要です。
ここでは、スムーズに手続きを進め、トラブルを避けるための完全ガイドを紹介します。
1️⃣ 日本における国際結婚の基本
日本では結婚は民法上の手続き(民事婚)のみです。
市役所にて婚姻届を提出することで成立します。
法的条件:
- 日本では18歳以上であること
- 結婚時に独身であること
- 各自の本国法において結婚可能であること
両者とも、婚姻能力を証明する書類を提出する必要があります。
外国人の場合は、書類の翻訳およびアポスティーユが必要です。
提出前に書類の有効期限や翻訳内容を必ず確認してください。
スペルミスやアポスティーユの不備があると、手続きが遅れる可能性があります。
2️⃣ ベルギー人側の必要書類 🇧🇪
結婚前に、ベルギー人パートナーは複数の書類を準備する必要があります。
ベルギーで発行された書類はすべて、アポスティーユ取得および日本語翻訳が必要です。
必要書類一覧:
- 有効なパスポート
- 独身証明書/婚姻要件具備証明書
- 出生証明書(完全版)
- 日本での住民票(該当する場合)
- すべての書類の日本語翻訳
📋 ベルギー側チェックリスト
| 📄 書類 | 🏛️ 取得先 | 🇯🇵 翻訳 | 🪪 アポスティーユ |
|---|---|---|---|
| 独身証明書 / 婚姻要件具備証明書 | ベルギーの市町村 | 必要 | 必要 |
| 出生証明書(完全版) | ベルギーの市町村 | 必要 | 必要 |
| パスポート | — | 不要 | 不要 |
| 住民票(日本在住の場合) | 市役所 | 不要 | 不要 |
翻訳は日本の公認翻訳者、または配偶者自身でも可能な場合があります。
ただし、内容は正確かつ完全である必要があります。
3️⃣ 日本人側の必要書類 🇯🇵
日本人側の手続きは比較的シンプルです。
以下の書類を用意します:
- 戸籍謄本
- 身分証明書(マイナンバーカード、運転免許証など)
- 印鑑
本籍地が現在の居住地と異なる場合は、戸籍謄本を本籍地の役所から取り寄せる必要があります。
通常、3〜5営業日かかるため、事前に準備しておきましょう。
4️⃣ 市役所での婚姻届提出
婚姻届が受理された時点で、結婚は法的に成立します。
基本的には二人で市役所の戸籍課に行きます。
手順:
- 二人で市役所へ行く
- 婚姻届を記入
- 必要書類と翻訳を提出
- 証人2名の署名を提出
- 受理証明書を受け取る
証人の立ち会いが必要かどうかは自治体によって異なります。
事前に市役所へ確認することをおすすめします。
5️⃣ 結婚後:証明書と翻訳
結婚後、日本人配偶者の戸籍に婚姻情報が記載されます。
これが日本における正式な結婚証明となります。
取得するもの:
- 戸籍謄本(結婚記載済み)
- フランス語またはオランダ語への翻訳(ベルギー提出用)
戸籍謄本は複数部取得しておきましょう。
以下の用途で必要になります:
- ベルギーでの婚姻認証
- 「日本人の配偶者」ビザ申請
6️⃣ ベルギーでの婚姻認証 🇧🇪
日本での結婚は、ベルギーでは自動的には認められません。
正式に認証するためには、ベルギーの戸籍に転記する必要があります。
手順:
- 日本の書類にアポスティーユを付与(法務局または外務省)
- 戸籍謄本および結婚証明書を公認翻訳
- 以下のいずれかに提出:
- ベルギーの市町村
- 在日ベルギー大使館
- ベルギーの国家登録簿に記録される
📋 チェックリスト(ベルギー認証)
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 🪪 1. アポスティーユ | 外務省または法務局 |
| 🈶 2. 公認翻訳 | 認定翻訳者 |
| 🏛️ 3. 提出 | 大使館または市町村 |
| 📂 4. 登録 | ベルギー国家登録 |
大使館で手続きを行う場合、事前に在留届(領事登録)が必要です。
未登録の場合はベルギーの市町村で手続きを行う必要があります。
多くの自治体では原本提出が求められるため、日本とベルギー間の移動が必要になる場合があります。
7️⃣ よくある質問(FAQ)
→ 短期滞在ビザでも結婚できますか?
はい。滞在が合法であれば可能です。
→ 日本の結婚はベルギーで自動的に有効ですか?
いいえ。別途認証手続きが必要です。
→ 結婚式は必要ですか?
いいえ。婚姻届の提出のみが法的効力を持ちます。
式はあくまで任意です。
✅ まとめ
ベルギー人と日本人の日本での結婚は、素晴らしい経験であると同時に、慎重な行政手続きが必要です。
正しく準備すれば、問題なく進めることができます。
出発前にベルギーで書類を準備しておくことを強くおすすめします。
時間と費用の節約になり、手続きもスムーズになります。